水耕栽培 for 空時刻 with Hue
カラーLED電球のPHILIPS Hueを、空時刻アプリからコントロールして水耕栽培実験の再開。
一般的に行われている密閉型の水耕栽培は、白、青、赤のLEDライトを同時に照射する方法ですが、この実験の特徴は、朝焼け色、昼色、夕焼け色、夜(消灯)の1日の空と同じサイクルを、植物に光で教えてあげること。そう、植物にも体内時計はあることは先日のノーベル賞でも発表されている。
昨年、実験場所を秘密基地にある密室のお仕置き部屋 実験室に変えてから、給水管理が杜撰になり、何度も中止を余儀なくされていた。
そこで別のテスト用に購入して用済みとなったRaspberry Pi3B+を使って、培地の湿度をセンサー管理して、自動で給水するシステムを組んで実験を再開した。
培地は今回は保水性は高いと思われるスポンジ状のものをはじめて使ってみた。切り込みをいれてその隙間に種を入れた。
センサーは培地に電極を刺して、抵抗値をAD変換し、閾値を超えたらDC5VポンプをリレーでON/OFFさせて給水といった単純なもの。
給水方式は自然界の特徴をできるだけ残したいため、上部にパイプを通して”雨”のように降らせている。
ついでに使っていないWebカメラをRaspberryPiにUSB接続して、Webサーバを立ち上げストリーミングと湿度モニターのページを作成。
↓こんな感じで監視できる。
液肥タンクにピンポン球を浮かべたので、残量をWebカメラで確認できる。
数年前、種1つのみでの同様のHue+空時刻を使った水耕栽培は手動給水で成功しているので、湿度センサーと閾値設定が”正しく動作すれば”、オートメーション化は成功するはずなのだが。不安は残る。さて、どうなるでしょう。
しかし、ほんと便利な時代になりました。